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とあるヲタの マイペース過ぎる しがない自由帳。趣味や日常でガッツリ語りたいことを書いていきます。(中の人のエックス(旧ツイッター)はこちら→ https://twitter.com/yotsu84_mono96 )

ニッチだけれどロングセラー! 漫画『マコちゃん絵日記』を紹介してみる。

とある小学生の女の子を主人公とし、時にドタバタし、時に深い話があり……といった感じの日常系漫画。作者はうさくん

renta.papy.co.jp

友達と遊んだり、ライバルとバトったりといったほのぼの系のストーリーが基本でありながら、家では母のパートがやたらコロコロ変わったり、ぬいぐるみ職人の父のセンスにクセがありすぎたり…と色々あって、金遣いにかなり厳しく なかなか贅沢する機会に恵まれないといった、一種の「世知辛さ」が時々 暗に見え隠れしているようにも思います(といってもそんなシリアスな「家庭の事情」というほどのものでもないですが)。

知名度の割には日常系の中でもストーリーに起伏があって読み応えがあり、単行本は現在12巻。今でもロングセラーとして雑誌への連載が続いています。

私は2巻まで読み進めました。最新刊までの残りはまだまだです。

 

こうして見てみると一見普通の日常系小学生漫画で、個人的にはもう少し売れても良いのでは・・・とも思うのですが……

実はこの漫画、ちょっとした「曰く付き」の作品なのです。

 

漫画が連載されている雑誌の名前は『コミックLO』。そのWikipediaを下に貼っておきますが……そこを読んで頂ければ『マコちゃん絵日記』が「曰く付き」である理由がお分かり頂けると思います。

コミックエルオー - Wikipedia

先述の通り『マコちゃん絵日記』は普通の日常系漫画であり、多少の下ネタこそあれど如何わしい要素はほぼ皆無の、全年齢向きの作品です。その漫画の掲載誌がこんな雑誌だなんて、知らない人ならその殆どが驚くと思います。

この漫画雑誌があっち系の作品で埋め尽くされている中で、何故そんな所にこのような普通の日常系漫画が連載されているのか不思議な気もしますが、あっち系でみっちりしているからこそ「ガス抜き」的に敢えて入れてあるのかもしれません。

ちなみに私は決してあっち系の世界を好むタイプではないのですが、ひょんな事からこの漫画に行き着くことになりました。

 

そんなちょっと変わった肩書きを持つ『マコちゃん絵日記』ですが、これだけストーリーもしっかりしててロングセラーなのであれば、アニメ化しても面白いんじゃないかなあとも思いますし、実際「マコちゃん絵日記 アニメ化」という検索の候補も出てきたと思うので、同じことを考えている人は少なくないようです。

しかし、出版社である茜新社は多数派層向きの本を出しているわけではないので、果たして茜新社にそのような予算はあるのか、そもそもそんな日が来るかは分かりませんが・・・

最近はたつき監督のように低予算の3DCGでアニメを作るケースも増えてきているようなので、その手のアニメーターで作ってくれる人が現れると良いですけどね…。こんな風に可能性はゼロではないと思いますが、果たしてーー。

 

おまけに言うなら、この漫画は出版社と掲載誌ゆえか知名度がかなりハンデになっていると思われ、普通の書店はおろかコミックショップや中古書店などにおいてですら、単行本が置いてあるところを見かけることもまずありません。

新刊が発売された直後ならまだ結構な確率で見かけ、難なく入手出来ることが多いのですが、それ以外の時期だと基本的に、書店で紙の単行本を入手するのは至難の業です。

 

掲載誌ではロングセラーな上にWikipediaの記事まであるのに、知名度のせいか単行本を書店で見かけない・・・そんな少し不思議で結構ニッチな『マコちゃん絵日記』、「裏道探検」的な感じで手に取ってみても、きっと損は無いと思います。

 

ちなみに作者のうさくん、一部の考え方において自分と似たような考えを持っていたりするので、少々好感や親近感を持てたりする人物でもあります。

 

では今回はここまで。

DEPAPEKO『PICK POP!』より pick up!

去年12月の後半から今年1月の前半にかけて、かつてブログ上部にあった【ちょっと ひとりごと】欄にて、DEPAPEKO(DEPAPEPE×押尾コータロー)の新アルバムについてシリーズで話題にしたので、その時の書き込みを改めて記事にしてまとめておきたいと思います。

 

◆こないだ半年以上ぶりにDEPAPEPEの最新情報をチェック。……まず「DEPAPEKO (デパペコ) って何?」と浦島太郎状態。よく読むとDEPAPEPE押尾コータローのコラボ名と分かったのですが、その2者の最新アルバムが9月頃に発売されてたらしく、またも「いつの間に!」と驚き。2者によるギター3本でJ-POPヒットをカバーしてると聞き「アコギ3本とかグチャグチャにならんか…」と思ったのですが、試聴したり収録曲のMVを視たりすると、これが良い感じのハーモニー! 流石はギターのプロです。笑 歴代のヒットソングサウンドと共に、耳馴染みのあるスチール弦サウンドに久々に癒された最新アルバム。もちろん早速購入しました。笑 個別の曲も幾つか順次ピックしていきたいと思います。(2018年12月23日)

 

DEPAPEKO『PICK POP!』よりpick up!】 1つ目はTrack No.2「恋」。原曲は星野源。「結構新しい曲まで!」と少し驚きました。かねてから曲調のJ-POP色が強かったDEPAPEPE(及び押尾コータロー)だけあり、彼らのインスト曲と普通のJ-POPとの親和性も極めて高いなと改めて実感。加えて元々、星野源の曲調は少し自分の好みに合ってた気もするので、曲の明るい雰囲気とテンポの良いリズム、そしてアコースティックギターの音色とが相まって、今やこのアルバムのお気に入りの一つになってます。(余談ですがこの流れで行くと、sumikaの「フィクション」もこの3人がカバーすると様になりそう、とも思います。)(2018年12月23日)

恋

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DEPAPEKO『PICK POP!』よりpick up!】 2つ目はTrack No.3「Gee」。原曲は少女時代。オリジナルが流行ったのは2011年頃なので、少し懐かしい感じもします。原曲由来の軽快なリズム・メロディと共にアコギの音色の心地よさが相まって、ウキウキ感と耽美の両方に浸れて思わずクセになりそうな一曲です。ギター3本という原曲とはかなり違った演奏方法ながら、原曲の雰囲気も多めに残しつつギター楽曲流の独自性もしっかり加味されてバランスが取れており、上手くアレンジされているなと思います。(2018年12月28日)

Gee

Gee

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DEPAPEKO『PICK POP!』よりpick up!】 3つ目はTrack No.5Dragon Night。原曲はSEKAI NO OWARI。数年前にTwitter上で「ドラゲナイ」のフレーズを流行らせたあの曲です。原曲の雰囲気もそのままに、軽快なリズムと共にギターの澄んだ綺麗な音色が聴く人をうっとりさせてくれる、癒し系のサウンドへと見事に変身させています。そしてDEPAPEPEを知る者からすれば、曲の雰囲気はどことなく「Harvest」と似通った感じも漂わせ、(押尾コータローも参加していますが)カバー曲ながらもDEPAPEPEらしい曲に仕上がっているなと思います。(2019年1月1日)

Dragon Night

Dragon Night

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DEPAPEKO『PICK POP!』よりpick up!】 4つ目はTrack No.6TECHNOPOLIS。原曲はYMO。若人ながら元々この曲はYMOの中でも好きな曲だったので、「まさかYMOの曲がDEPAPEPE+αから聴けるとは!」と、まるで夢のようなコラボという感じです。原曲ではテクノサウンドで作られた、発表当時斬新だっただろうリズミカルなメロディはアレンジされてもなお健在で、そこにアコギサウンドの音色の美しさが加わって一層曲が引き立ちます。同じYMOの曲なら代表的な「RYDEEN」もまた、この3人がカバーしたらどんな感じになるのか、気になるのは自分だけではないかもしれません。(2019年1月11日)

TECHNOPOLIS

TECHNOPOLIS

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DEPAPEKO『PICK POP!』よりpick up!】 5つ目はTrack No.12「For You」。これは彼らのオリジナル楽曲で、このアルバムの最後を飾る曲となっています。曲の雰囲気はというと、如何にも何かのエンディングテーマに似合いそうな雰囲気で、まさしくアルバムのクロージングを良い感じに決めてくれる一曲です。ちなみにDEPAPEPEといえば、去年1月にBSのドラマ主題曲にもなった「The next world」という新曲が既に存在しているそうですが、果たしてその新曲がリリースされるのはいつなのか、そして次のDEPAPEPE単独の新アルバムはいつ頃出てくるのかも、気になるところで待ち遠しいです。(2019年1月11日)

For You

For You

  • provided courtesy of iTunes

 

ではここまで。