【鉄道部品】神戸電鉄 種別幕(旧幕)
神鉄の方向幕が現行タイプになる前に使われていた物です。
行先とは別になった種別単体の幕で、前面用かと思いましたが、サイズが随分と小さいので、側面用なのでしょうか。
「普通」コマに頻用に伴う破れ(劣化)があります。
最大の特徴は「通勤急行」「工事」のコマが入っていること。
いずれも現行幕には無い表示であり、通勤急行は現在は設定の無い種別なので、この旧幕ならではの内容と言えます。
「救援」「教習」コマは現行幕にも入っており、「救援」幕自体は阪急電車・山陽電車・南海電車でも見られますが、これらがセットで入っているのも神鉄の幕らしさと言える上、「教習」幕が見られるのは関西では神鉄だけなので、これらも十分特徴的です。
記事冒頭の画像をもう一度載せますが、よくよく見ると一番下の「快速」「特急」コマは、それ以外のコマとはフォントや字色が異なっており、他よりも近代的な書体なのが見て取れます。
新しく登場した種別ということで、後に加刷(追加)されたのでしょう。