少し前に気になる鉄道ニュースをまとめたけど、記事化出来てなかったので今さら列挙してみる。
少し前に鉄道ニュースの中で気になったものを挙げてコメントした記事を作ったものの、諸々あって記事化出来ず放置していたので、この際有効活用しようということで、今更ながら記事化するものです。単に勿体無かったから、ということで。
野辺山SLランド閉園
子供の頃から本とかで知ってたので、「日本最高所のSL無くなんの!?」と驚きました。
「梅小路京都西」新駅名決定
「京都西」が正直微妙。「梅小路公園」とかでも良かったのでは…と個人的には思います。
養老鉄道の「東急化」
「養老線も東急化か…。てか、中古を通算80年も使うの!?」が感想。後者が特に衝撃的。
北陸新幹線 フリーゲージ断念
新在間はやはり厳しいようで。FGT自体 普通鉄道の近鉄(私鉄)が先に実現するかもしれません。
懸垂式モノレール 姉妹協定
湘南とヴッパータール(ドイツ)の提携、ついに来たか、とも、今になってようやくか、とも感じます。
ではまた。
ニッチだけれどロングセラー! 漫画『マコちゃん絵日記』を紹介してみる。
とある小学生の女の子を主人公とし、時にドタバタし、時に深い話があり……といった感じの日常系漫画。作者はうさくん。
友達と遊んだり、ライバルとバトったりといったほのぼの系のストーリーが基本でありながら、家では母のパートがやたらコロコロ変わったり、ぬいぐるみ職人の父のセンスにクセがありすぎたり…と色々あって、金遣いにかなり厳しく なかなか贅沢する機会に恵まれないといった、一種の「世知辛さ」が時々 暗に見え隠れしているようにも思います(といってもそんなシリアスな「家庭の事情」というほどのものでもないですが)。
知名度の割には日常系の中でもストーリーに起伏があって読み応えがあり、単行本は現在12巻。今でもロングセラーとして雑誌への連載が続いています。
私は2巻まで読み進めました。最新刊までの残りはまだまだです。
こうして見てみると一見普通の日常系小学生漫画で、個人的にはもう少し売れても良いのでは・・・とも思うのですが……
実はこの漫画、ちょっとした「曰く付き」の作品なのです。
漫画が連載されている雑誌の名前は『コミックLO』。そのWikipediaを下に貼っておきますが……そこを読んで頂ければ『マコちゃん絵日記』が「曰く付き」である理由がお分かり頂けると思います。
先述の通り『マコちゃん絵日記』は普通の日常系漫画であり、多少の下ネタこそあれど如何わしい要素はほぼ皆無の、全年齢向きの作品です。その漫画の掲載誌がこんな雑誌だなんて、知らない人ならその殆どが驚くと思います。
この漫画雑誌があっち系の作品で埋め尽くされている中で、何故そんな所にこのような普通の日常系漫画が連載されているのか不思議な気もしますが、あっち系でみっちりしているからこそ「ガス抜き」的に敢えて入れてあるのかもしれません。
ちなみに私は決してあっち系の世界を好むタイプではないのですが、ひょんな事からこの漫画に行き着くことになりました。
そんなちょっと変わった肩書きを持つ『マコちゃん絵日記』ですが、これだけストーリーもしっかりしててロングセラーなのであれば、アニメ化しても面白いんじゃないかなあとも思いますし、実際「マコちゃん絵日記 アニメ化」という検索の候補も出てきたと思うので、同じことを考えている人は少なくないようです。
しかし、出版社である茜新社は多数派層向きの本を出しているわけではないので、果たして茜新社にそのような予算はあるのか、そもそもそんな日が来るかは分かりませんが・・・
最近はたつき監督のように低予算の3DCGでアニメを作るケースも増えてきているようなので、その手のアニメーターで作ってくれる人が現れると良いですけどね…。こんな風に可能性はゼロではないと思いますが、果たしてーー。
おまけに言うなら、この漫画は出版社と掲載誌ゆえか知名度がかなりハンデになっていると思われ、普通の書店はおろかコミックショップや中古書店などにおいてですら、単行本が置いてあるところを見かけることもまずありません。
新刊が発売された直後ならまだ結構な確率で見かけ、難なく入手出来ることが多いのですが、それ以外の時期だと基本的に、書店で紙の単行本を入手するのは至難の業です。
掲載誌ではロングセラーな上にWikipediaの記事まであるのに、知名度のせいか単行本を書店で見かけない・・・そんな少し不思議で結構ニッチな『マコちゃん絵日記』、「裏道探検」的な感じで手に取ってみても、きっと損は無いと思います。
ちなみに作者のうさくん、一部の考え方において自分と似たような考えを持っていたりするので、少々好感や親近感を持てたりする人物でもあります。
では今回はここまで。