2019冬アニメ、恒例の視聴作品レビューを。
冬アニメのシーズンが始まってから1ヶ月近くが経ち、各アニメも第3話くらいまで出揃ってきたので、ここでいつも通り自分の視聴タイトルとそれらのレビューを書いていきたいと思います。
今年は自身が最新アニメを追いかけ始めて丁度1年の節目。各作品はどんな感じなのでしょうか。
◆ 私に天使が舞い降りた!
この作品のポイントを挙げると、
天真爛漫な小学生達が大はしゃぎ!
そこに加えて、
ヘンタイお姉さんが大暴れ!
通称「わたてん」と呼ばれるこの作品は、とあるオタクな女子大生と複数の子供たちとのドタバタ劇を描いたコメディ(そしてたまーに良い話)で、無邪気な女の子達がキャッキャはしゃぐ様は可愛らしくて癒されます。
しかし、この作品にはパッと見では分からない(?)特徴があり、それは原作が百合漫画に分類されること。
つまり、自身にとっては恐らく初めての百合ジャンルのアニメということになります。
原作の方は一迅社刊の漫画誌『百合姫』に連載されており、分類上はれっきとした百合作品ということになっています。
一方作品の中身はというと、さほど百合モノという感じはせず、女子大生(みやこ)が女子小学生(花)に惚れ込むなどの百合要素が点々と散りばめられている程度で、女性同士が色っぽく見つめあったりウッフンアッハンしたりといった、如何にもコッテリとした恋愛的要素は殆ど見られず、ごく普通の日常系ドタバタ作品といった印象の方が強いです。
なので日常系が好きなら、百合モノはちょっと…という方でも、取っ付きやすいのではないでしょうか。
お姉さん(みやこ)が時折ヘンタイキャラ全開で来るので、そこがちょっと気になる点ではありますが、去年冬期の『三ツ星カラーズ』に続き、今年冬期も可愛い小学生たちが活躍する作品に癒されそうです。
ちなみに自分の推しキャラは、みやこ の妹であるひなた。姉のことを「みゃー姉♪」と呼ぶところや、元気いっぱいなところが愛嬌たっぷりです。笑
◆ バーチャルさんはみている
シリアスな展開が出て来そうで出て来ない空気系オムニバス。
ショートストーリーの寄せ集め形式となっているこのアニメ、ストーリーはといえばそんな感じで、どちらかといえば物語よりも出演VTuber(バーチャルYouTuber)達の活躍ぶりや動きの方を楽しむことに主眼が置かれている、といった感じでしょうか。
自分がこの作品を選んだのは、電脳少女シロなどお馴染みのVTuberが出てくることや、かねてからVTuberの世界に少し興味があったため、ありとあらゆるVTuberを一度に網羅出来ることからです。
そこに加えてストーリーが空気系となれば、ボーッとリラックスしながらでも気楽な気持ちで観られるので、自分にとっては有り難いです。
少々繰り返しにはなりますが、VTuberが多種多様化している今日この頃、色んなVTuberを見て開拓してみたいという方は、このアニメを観ればあらゆるVTuberをいっぺんに総なめ出来るため、VTuberの総合カタログ的に楽しめるアニメとしてオススメです。
私がこの作品から気になったVTuberといえば、月ノ美兎、富士葵、ときのそら、鈴木ヒナ、物述有栖……などなどといったところでしょうか。みんな可愛らしいです。笑
男性VTuberなら、バーチャルゴリラ、ピーナッツくん、ふくやマスター……などといった感じです。
ちなみに、1~6話のOP曲は声だけの出演としてキズナアイが担当しているそうですが、私はここでキズナアイの声を初めて聞きました。笑
上記2つのタイトルの他にも、前期から継続視聴中の作品として、
◆『おこしやす、ちとせちゃん』
もあります(このアニメのレビューについてはこちらの記事を参照)。
2クール目のテーマ曲である『いつかどこかで』は、今期アニメ曲の中でもお気に入りの一つだったりします。
また、現在視聴中のタイトル以外にも伏兵(補欠候補)として、『バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~』、『臨死!! 江古田ちゃん』、『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』などなども、上記視聴作品がイマイチだったときのために控えておいたのですが、レビューした上記3タイトルが十分良作そうだったので、これらを視聴タイトルに加えることはどうやら無さそうです。
冬期アニメの情報が発表された当初は、他のアニメファンが今期は豊作だと言っていた中で、自分は「観たいタイトルがあんま無い……今期は不作だなぁ」と思っていました。恐らく世間の関心と自分の好みが大きく異なっていたために、このように真逆の感想を抱くことになったのでしょう。
しかしいざ放送が始まってみると、自分の選んだタイトルに関しても「これは一発で当たりを引いたな!」と思いました。突然バズを起こして大ヒットするアニメの多くが例年冬アニメ由来とも言われるほどのこともあり、今期は確かに良作揃いなんだなと私もようやく実感しました。笑
冬アニメが始まって1ヶ月近く経ちますが、まだ何を観ようか迷っている方、これから視聴タイトルを更に増やしたいと思っている方には、これらのレビューが参考になるかもしれません。
ではまた。
西野カナに詳しくない俺が、ライブに行ったらこう見えた
去年春のある日のこと。
西野カナの大ファンである友人が、秋頃に地元でライブがあるという話を出してきて「絶対行くしかないでしょ!!」と熱く語っていたので、
「今回も彼は、さぞライブを満喫するんでしょうねぇ~」
と、ただ単に彼の話としてだけ捉えていたのですが・・・
ところが後日・・・・・・
気が付くと、あれよあれよあれよという間に、自分自身もライブにいざなわれる流れに。
自分にとってはまるで馴染みの無い世界。全く縁の無い状態から、するするする~っ…と、ある種の「異世界」に召されることになったのです。
↑ライブ会場に貼り出されていたポスター。ツアー名と全日程・開催場所入り。
そんなわけで自分が体験してきた、自分にとっての異色の世界を、ここでリポートしてまとめたいと思います。
対象となるのは去年9月上旬に神戸で行われた「Love it Tour ~10th Anniversary~」の公演。これまでメインブログの更新作業など色々なことに手を取られて、記事化のタイミングがかなり遅くなってしまいましたが、ここでようやく時間が出来たので、今更ながら記事化に踏み切ることにします。
彼からこのライブに召された時、「是非ともこのブログでリポートしてまとめてくれ!」とこれまた熱く懇願されたので、
「しょ~がねぇ~なぁ~…」「よし、ならいっちょ記事化してみますか、」
といった感じで、ここで話題にすることにした次第です。
というわけで早速本編に行ってみましょう。
まずは会場入り前のフォトギャラリーから。
ライブが行われたワールド記念ホール。雨の中この時点で既に大勢の人が集まっていました。
グッズ売り場も大々的に展開。日本のトップシンガーだけあり、グッズ販売も交通系電子マネーなどにバッチリ対応していたりと、支払い手段も先進的。
ホールの裏には見た目も華やかなツアートラックが。ファンの友人は「西野カナのツアトラが神戸に居るんやぞ、神戸に!!」と大興奮な様子でした。笑
ホール入口。ここも多くの人だかり。ここから会場内へとアプローチしていきます。
会場入口前にあったバルーンの記念撮影スペース。この先でチケットを見せて、いよいよ場内へと向かいます。
この先は完全に会場内のため撮影は禁じられており、ましてや録音は固く御法度となっていたため、写真・音声・動画は記録していませんが、その模様を文字で伝えていくことにします。
会場内でライブ中も含め記憶に残ったことを箇条書きで書いていくと、下のような感じになります。
- まず、会場の大きさに圧倒される。「まるでMステか何かのスペシャル音楽番組の世界に飛び込んだかのようだ!」みたいに。
- 次に、生の西野カナが出てきた時の第一印象が「何となく…綾瀬はるかに雰囲気が似ている」。もちろんライブ中にメイクも変わったりしているので、印象はその後何度も変化。
- 日本で最も有名な人物の一人が生で目の前(遠巻きですが)に立っているのを見て「生でお目にかかるだけでも決して簡単ではないはずなのに、自分みたいな門外漢が良いんだろうか・・・」とも。
- 「演出が凄い」とも友人から聞かされていたが、確かにその通り。本人の歌唱だけでなく、瞬間衣装チェンジ・音響・映像・演奏者・バックダンサーなどのパフォーマンスもショーとして楽しめる。
- 「フリフラ」と呼ばれるペンライトの色が自動で変化する。無線操作で多種多彩な光り方をし、「トップシンガーだけあり金かけられるなぁ」と実感。
- 歌唱の合間に西野カナが喋る所では、観客席から大声でヤジ(?)を飛ばすと、本人と「会話」が出来なくもないようで、普段直接話すことがまず不可能な「高嶺の花」に話しかけられるチャンスがあったのは結構意外。
- 観客参加型の演出も。例えば小学校で教わる兵庫ご当地の行進の仕方を取り上げたり、歌の一節を観客みんなで合唱したり。
- 公式プログラムには書かれていないアンコールが仕込まれているのも恒例のようで、ファンの人が合唱しながら一丸になってそれを呼び出そうとする様子は、西野家の団結力を実感させる。
- アンコールもまたボーナス感満載で、西野カナがワゴンに乗って後方客席の観客に近づいたり、直筆サイン入り(らしい)ボールをバズーカのような物で客席へ発射したり、一番最後には中央客席(アリーナ)の人が記念品として持ち帰れる銀テープをステージから放ったり…
- ライブ中以外にも目をやると、ファンの中には西野カナのライブ衣装を自作して着てくる猛者もちらほら居るようで、「凝ったことするなぁ」と驚き。
そんなこんなで初めて目にするものの連続で、驚きと新鮮さの連続だったライブ中ですが、終了後も少し会場周辺をぐるぐるしてみたので、その時の写真も少しだけ紹介しましょう。
端の方には西野カナに直筆メッセージを送れる端末が設置されており、友人は実際に手書きして送っていました。
今回のライブツアーのキービジュアル(先述のツアートラックの写真参照)を再現した記念撮影ブースもあり、両端には協賛企業の炭酸飲料「MATCH」の巨大ボトルも置かれていました。
こうしてライブは終了し会場を後にしたのですが、ではこれだけなのかといえば、まだまだ終わりではありません。
会場では幾つかグッズを買ったり記念品を貰ったりしたので、それらも一部紹介しておきましょう。
↑今回のライブで買ったり貰ったりしたグッズ・記念品を全て並べるとこんな感じ。
まず、購入したグッズ。
上はソフトクリーム型のフリフラ(および右下はそのパッケージ)で、普段はボタンを押せば色が変わる仕様なのですが、ライブ会場では無線操作で光り方が自動制御されるハイテク品。
左下はマスコットキーチェーン。今回のライブ衣装を纏ったデザインです。
購入したのはこのたった2つなのですが、それだけで合計金額が4000円を超えたので、結構高価だと思います・・・
上はライブのチケット。友人の出血大サービスでライブへと赴いたので、友人名義になっています。
下はアンコールの最後にステージから放たれた銀テープ。簡単なメッセージやイラスト等が入っています。自分は3本ゲットしました。
最後は各種チラシ。左からアンケート・今回のライブグッズ一覧・ニューシングルの告知。3つ目のやつは裏返すと今回のライブツアーについてやファンクラブ「西野家」についても書かれています。
このような感じでライブのあれやこれやをリポートしてきましたが、その時に歌われた楽曲たちもノリの良いものや明るいもの、感情を突き動かすようなものが多く、会場内には若年層の女子たちが多かったことからも「こりゃあ多くの女子たちに受けるわけだ」というのは納得しました。
しかし、西野カナのライブについてこのブログでリポートするのは、恐らくこれが最初で最後になるかと思われます。
ただでさえ自分の趣味フィールドの範囲外であるだけでなく、今年に入って西野カナ本人も活動休止を発表しており、友人から聞くところではファンクラブ「西野家」も休止されることから活動休止は長期化するのではないか、とのことでもあるため、仮に本人が表舞台に復帰したとしても、さあ果たしてその頃までにこのブログが存続しているのかどうか・・・
それに私の個人的な事情としても、メインブログの方に主に注力していることからも、今回の記事のようなフルフォーマットの特集を書くのは日々負担が大きくなってきており、このサブブログの方に時間を割くのも次第に厳しくなってきているため、友人の分野である西野カナの話題はおろか自分の分野の話題ですら、このようなキッチリした特集でまとめるのは難しくなってきています。
そのため、友人から「西野カナについてまた記事化を~!」と請願されることが再びあるのかどうかは分かりませんが、また今回みたいに大々的にまとめる可能性は低そうというのが実情です。
とはいえ、普段馴染みの無い世界に足を運び、普段自ら取り上げることのない話題を、今回だけ特別に大々的に取り上げたというのは、ある意味で貴重な機会だったかもしれません。笑
コアなファンの人や音楽に詳しい人にとっては、今回の私の記事はズブの素人丸出しのリポートだったかもしれませんが、それでも西野カナの世界を分野外の人間から客観的に見たらどう映るのか、熱狂的なファンにとって普段とはまた違った視点から見た世界観として、参考になれば幸いです。
ではここまで。