【鉄道部品】JR西日本 105系「和歌山↔和歌山市」カット方向幕
紀勢本線のうち、通称「紀和線」と呼ばれる区間で使われていた物です。
幕の特徴から、前面幕だった物のようです。
JR西日本の近畿圏の支線幕を入手するのは、意外にもこれが初めてでした。
近畿圏には他にも、和田岬線や羽衣線などの支線が幾つかありますが、それらの方向幕は鉄道部品としてはかなり出回りにくかったり、そもそも「〇〇↔〇〇」という形式でなかったりと、こういった形の支線幕は、種類も流通量もそう多くはないようです。
そんな支線幕の一つをカット幕で……というのは、結構良い形で手に出来たと思います。
元の幕はこのように破れ補修のある物でしたが、それをカットして綺麗にラミネートした形となっています。
(Wikipedia『紀勢本線』より引用)
この幕の現役当時はこのような感じです。
105系の前面の幕窓の中に、同じ幕がはまっているのが分かります。
こうして見ると「和歌山↔和歌山市」の文字は随分小さく書かれているなと思います。
例えば和田岬線の幕だと、割と大きな文字で書かれているのですが、紀和線の幕がこのように小さい文字になったのは、やはり文字数が比較的多かったからでしょうか。
とはいえ、利用者にとって見えにくくなかったのかな…とも思います。
【備考】2022年4月、大阪の書店の催事にて入手