アニメ版「地下鉄に乗るっ」上映会に行ってきました
【18/6/17追記】
この記事を最初に書いて以来の大きな動きなので、今回も冒頭に加筆します。
昨年お披露目されて以降、各イベントで転々と上映されてきた、アニメ版の『地下鉄に乗るっ』。
最近までイベントでしか観る機会が無かったのですが、いずれはDVDやBlu-ray化されて発売されるか、配信サイトで配信されるか……そう思っていました。
しかし、京都市交通局や魚雷映蔵が最終的に採ったのは、以下のような形でした。
何と、交通局公式YouTubeでの、無料公開。
DVD/Blu-rayで販売するでもなく、配信サイトでの配信でもなく、有料という形を一切取ること無く、いつでも観られるようになったのです。
これには本当に衝撃を受けました。
財源はクラウド・ファンディングで捻出したとはいえ、制作費用の掛かったアニメを無料公開させるなんて、
交通局も魚雷映蔵も、何て太っ腹なんだ!!
と、実に驚いてしまいました。笑
元々「地下鉄に乗るっ」自体が京都市営地下鉄の利用促進を訴えるために作られたコンテンツなので、交通局側としては地下鉄の宣伝にもなるPRコンテンツをわざわざ有料にするよりも、素直に無料にした方が妥当だろうと判断したのでしょう。
実際「地下鉄に乗るっ」のファンは既に多いので、京都市営地下鉄の直接的な宣伝のみならず、アニメの聖地巡礼という形でも、金銭的効果のある交通局のマーケティングとしては、十分上手いものとも言えるかもしれません。笑
そんな感じで驚きの無料公開となった、アニメ版の「地下鉄に乗るっ」。
今後の続編はどうなるか、男キャラは登場するか…など、まだまだ目が離せません。
今回かなり遅めの追記と相成りましたが、以下は去年末に同アニメの上映会が行われた際の過去リポート(従来の内容)。
【追記終わり】
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前置き。
雑記ブログを始めて思ったこと。
記事書くん思った以上にめちゃくちゃ大変。
特にスマホからの更新とかかなり使いづらい。
文章書くとどうしても長文になってしまいがち。そこが課題。
ツイッター書く感覚に立ち返って、短文化に向けて努力しなければ。
気軽に気楽にリラックスして書くために立ち上げたサブブログの事。
更新頑張ります。
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で、本題。
先日京都にて行われた、アニメ版「地下鉄に乗るっ」の上映会まで、短編アニメを見に行ってきました。
↑その告知ポスター。
↑上映会公式サイト。
↑アニメ版「地下鉄に乗るっ」公式サイト。(サムネイル出ない…)
京都市営地下鉄のPRコンテンツとしてリリースされ、今や人気が定着して久しい「地下鉄に乗るっ」。
今年あたりに短編アニメが製作され、京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア)で上映されたりもしたのですが、
限られた場所、限られた時間での、限られたイベントでしか上映されてこなかったため、
なかなかお目にかかれない状態が続いてました。
それが今月になって、ようやく上映会という形で、万人向けに映画館でしばらく上映されることになったと知ったのは、つい先日のこと。
「これは行くしかない!」
というわけで早速行ってきて、謁見することが出来たので、出来る限り簡潔にリポートしたいと思います。
※極力ネタバレしないように書きますが、既に終了して今後行われないイベント(声優トークショーなど)については、内容に触れる事にします。
まずは写真によるリポートから。
映画館のエントランス部分。キャラクターパネルやアニメ原画(現物)などが展示された、ささやかなディスプレイコーナーが。
等身大のキャラクターパネルたち。まさしくゴージャスな面々と言った感じ。
アニメ原画やポスターなどの展示。本編を見た後に原画を見るとより一層面白みが湧いてきます。下の「都くん」の表記が「みやこくん」となっているのは理由が気になる。
アニメ原画部分拡大。過去の「地下鉄に乗るっ」関連のイベントで、原画の複製が展示・公開されたことはあったものの、現物をそのまま展示するのは今回が初めてらしいです。
会場にて販売されていたグッズ。左下のクリアファイルや、大型のポスターが売られていました。
なお、上映会場内は流石に撮影は許可されていなかったため、アニメ本編はもちろんのこと、声優トークショーについても写真は撮っていません。
で、今回自分が入手したのがこちら。アニメ「地下鉄に乗るっ」のクリアファイル。上は上映会の観覧券。
クリアファイルの裏側はこんな感じ。アニメ版の各シーンが盛り沢山で、物語を振り返る事が出来ます。ゴージャス。
次に、文章による当日リポート。
ただ、長文は書きたくないので、箇条書きなどによりダイジェストでお送りします。(結局若干長くなりましたね…)
~アニメ本編~
若干内容に触れますが、自分が「おっ?」と思ったポイントをざっくりまとめるとこんな感じ。
- 関連企業やキャラクター原案の賀茂川氏に関する、広告およびキャラクターが、作中に登場している
- 12分という時間は、最初聞いて「短いな!」と思ったけど、実際見てみるとそこまで短く感じない
- ストーリー自体は穏やかな、現実味の強い牧歌的な日常系である
最初のやつが一番面白かった点。
作中の埋め込み広告でも、今回のアニメの制作会社に関連した企業およびサービスの広告がチラッと出てきたり、
地下乗るのキャラクターを手掛けた賀茂川氏による、他のキャラクターが登場するアプリの広告、挙げ句には他のアプリのキャラクター本人自体が、エキストラとして登場する場面も。
(ネタバレを防ぐために内容をぼかして書いてるため、少々分かりにくいですが、機会があれば実際に見て確かめてみて下さい)
これは専門用語でいう所の、いわゆる「プロダクト・プレイスメント」ですね。
2つ目に関しては、時間だけを聞くとプロモーション・ビデオのちょっと長いやつみたいな感じかな……とも思ったのですが、
実際見てみると、ストーリーや内容もちゃんと中身のある形で尺に収めてあるので(当然かもしれませんが)、十分な長さと感じました。
子供向きアニメで言えば、ドラえもんやクレヨンしんちゃんの1話当たりが、OP・EDやCMの時間を引くと15分に満たないくらいなので、アニメの時間としては標準的なのかなと。
3つ目に関しては読んで字のごとく。
本当シンプルに、現実味の強い学園生活+日常、といった感じです。
他のアニメで例えれば、「あまんちゅ!」(これに関しても記事を書いたので、気が向いたらリンク貼っときます)と共通するものが強いと思います。
~声優トークショー編~
これも箇条書きでポイントをまとめておくと、
- 都くん役の声優さんが特別枠で選ばれたというエピソードも
- キャラうちわやマスコット等を掲げて声援を送る人たちもいた
- 声優さん達が来年限りで地下乗る役を卒業することを発表
1つ目については、最初この方は地下乗るの3人(太秦萌、松賀咲、小野ミサ)の役柄のどれかの声優が選ばれるオーディションに応募し、
3人のいずれかに当たる事は叶わなかったものの、その代わりとしていわゆる「特別枠」的な感じで、都くんの声優を担当することになった、との逸話を披露してくださいました。
(ちなみにこの方、確か京ちゃん(京都市バスのキャラ)の声優も担当していたような…)
2つ目に関しては、やはり熱心なファンの方というのが居るもので、声優さんが登場して喋る度に、「ウェーイ!」といった声援を上げながら、その方が担当しているキャラクターのうちわを掲げたり、マスコット人形を掲げたり……
当然のごとく、彼らは前の方に陣取っていたので、リアルにおけるパーティー系(?)のヲタの世界というのを垣間見られたのは、なかなか興味深かったです。
3つ目に関しては少々衝撃でした。
小野陵や十条タケルの声優が選ばれたらしい中で、「えっ…じゃあ続編はどうなるの…」とも思ったのですが、仮にアニメの続編を作るなら、新しいメンバーに入れ替わるという事でしょうか。
今後の方針はまだ分からないにしても、これから引退される声優さん達に関しては、来年の3月21日に引退記念イベントが催されるという、具体的なスケジュールも発表されました。
私は足を運ぶかは分かりませんが、アニメを声優さん達まで楽しみたい!という方は、行かれてみてはいかがでしょうか。
他にも、仕事の仲として、制作したアニメ会社の代表の方の事を、声優さんたちはどういう印象で見ているかなど、かなりぶっちゃけたウラ話も飛び出しました。
~会場編~
これまた箇条書きでまとめると、
- 某アニメのグッズを沢山ぶら下げた「猛者」の方もちらほら見かけた
- 上映会場内は立ち見も出るほどの混雑だった
1つ目に関しては、やはりアニメ関連のイベントの事、アニメグッズを沢山ぶら下げて「勝負装備」のような形で会場に来ておられる「ツワモノ」の方(失礼…)も何人か見かけました。
個人的には見る分には、それはそれで面白いと思います。
2つ目に関しては、アニメの上映だけでなく、声優のトークショーも開催される日であったためか、会場内は大盛況。
割と早めに行かないと席は取れなかったようで、上映会の初日も立ち見が出るほどだったそうです。
・・・・・・とまあ、こんな感じで「地下鉄に乗るっ」アニメ上映会についてリポートしてきました。
上映会自体は、来年1月5日までやっているそうなので、関西圏の方、あるいは関西圏に足を運ばれる方は、このチャンスに行ってみるのも良いのではないでしょうか?
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このブログの更新は、恐らくこの記事が今年最後になると思います。
なかなか更新には手間もかかるので、来年から更新頻度はやや落ちるとは思いますが、
それでも時たま顔を出した折には、変わらずご愛顧よろしくお願いします。
それでは、今回もここまで。
良いお年を。